真弓明信。
阪神タイガース一筋の野球人生を送り、史上最強の1番打者と呼ばれる輝かしい成績を残した。
しかし、監督としての野球人生は、選手の時のようにはいかなかった。
成績不振から、わずか2年で解任されている。
そんな真弓阪神の戦いの中に、1つ印象的な事件がある。
2011年4月に行われた巨人との1戦。
タイムリーヒットと思われた打球が、誤審によりアウトになる。
真弓監督の猛抗議も実らず、判定は覆らなかった。
その後阪神はペースを崩し、痛恨の逆転負けを喫する。
この日を境に首位陥落・・・リーグ4位でのシーズン終了。
今でも阪神ファンの心に悪夢として刻まれている。
それ以来、阪神は他球団のファンから「誤審に弱いチーム」と陰口を叩かれるようになった。
確かに誤審は、それまでの流れを台なしにするアクシデントだ。
しかし、そんなことで心を乱されてはいけない。
バドミントンの場合、1回の誤審で失うのは1点。
その1点で勝敗が決まるのは、マッチポイントの時だけだ。
そこから調子を崩すのは、むしろプレーヤー側のメンタルの弱さの問題だ。
それを誤審のせいにするのは筋違いというものであろう。
審判だって人間だ。
間違いはある。
しかし、それに振り回されてはいけない。
それも込みでバドミントンなのだから。
■ 今日の格言 「真弓監督はバドミントンには向かない」