今をときめく国民的アイドルAKB48を生んだ敏腕プロデューサー秋元康。
その活動は作詞家・プロデューサーはもちろん、脚本家・映画監督・漫画原作者・タレントと多岐にわたる。
日本でもっとも充実した人生を送っている人といっても良いだろう。
そんな彼が、自著「幸せになるにはルールがある」の中でこんなことを述べている。
「不満を言っているだけでは何も変わっていかない
何かを変えたいのなら周りに望むより自分のほうが変わりなさい」
バドミントンにおいても、不満はいたるところに潜んでいる。
1つ例を挙げてみよう。
チーム内のゲーム練習で、同じ内容のゲームばかりで退屈、という人はいないだろうか。
確かに、同じ相手とやるゲームであるから、ある程度は仕方のない面もある。
しかし、それで片付けてしまっては何の進展も望めない。
この退屈を引き起こしているのは、決まりきった相手という環境だけではない。
代わり映えのないプレーをしている自分にも原因はあるのだ。
新しいショット・新しい配球・新しい戦略をぶつければ、相手も違った反応を返してくるだろう。
自分が変わることで、環境は変えられるのである。
環境に甘んじてはいけない・何事も自分のこととしてとらえるべき、というのはよく言われることだ。
しかし、それを真剣に捉え、行動に移す人はほとんどいない。
自分は現状を変える努力をしているか、不満を口にするだけで終わっていないか。
もう一度振り返ってみよう。
■ 今日の格言 「上達する人は秋元康に弟子入りする」