誰もが体験したであろう、小学校の掃除当番。
遊びたい盛りの年頃には、つらい制度だ。
仲間と示し合わせて終わったことにして帰ったことはないだろうか。
もしかしたら、気の弱そうな子に押しつけたという人もいるかもしれない。
・・・もっともこうした不正は遅かれ早かれ先生にバレてしまうものなのだが・・・
他人が見ていないシーンで、どれだけ自分に厳しくなれるか。
これは、バドミントンの上達に大いに関わる部分だ。
ある程度経験を積み、バドミントンになれてくると、監督やコーチが気にとめていなくても、自分だけがわかるミスが出てくる。
自分しか気づいていないのだから、放っておいても咎められることはない。
だが、ここでどんな行動を取るかが、勝てるプレーヤーとそうでないプレーヤーを分けることを知る人は少ない。
成長を続ける人は、ここで妥協しない。
その結果、人より多く苦労することになろうと、自分が満足するまで努力するのだ。
考えてみてほしい。
あなたは自分の意思でバドミントンをしているはずだ。
人から言われたことだけしかしないのでは、やらされているのと変わらない。
ミスに気づけたのは、それを解消し次のステージに上がる貴重なチャンスだ。
そして、それをものにできるかどうかは、あなたの行動にかかっている。
■ 今日の格言 「これから伸びる選手は掃除当番をサボらない」