栓抜きには練習の真髄が詰まっている

勝つための46秒バドミントン語録

栓抜き。

テコの原理を利用して、瓶の栓(王冠)を抜く道具である。

100円ショップにも売っている、ごく一般的な家庭用品だ。


この栓抜きだが、ただ栓が抜けるだけではなく、いくつかの機能を併せ持っていることが多い。

らせん状の針金が収納され、ワインなどのコルク抜きにも使えるものや、ひっくり返せば缶切りにも使えるものもある。

一本の金属の棒に、いろいろな側面があるわけだ。


バドミントンの練習にも、2つ以上の側面を持つものが多い。

例えばノックには、レシーブ力を上げる技術向上の側面と、体力向上の側面がある。

しかし、何を目的とするかでそのやり方は大きく変わってくる。

これを知らないと、どっちつかずのノックになってしまい、目指す成果は上げられない。


技術向上を目的としてノックをする場合、フォームなどに間違いがあれば、すぐに修正しなければいけない。

それを無視して続行すれば、変な癖がついてしまうからだ。


しかし、体力向上を目的とした場合は話が変わってくる。

技術向上を目的としたノックのように、ミスの度に止めていては負荷がかからず、トレーニングにならないのである。


望む結果を得るには、そのためのやり方がある。

何を目的とするかを明確にし、そのための手順を踏まなければせっかくの練習もムダになってしまう。


自分が何のためにその練習をしているのか。

常に意識しておきたいものだ。


■ 今日の格言 「栓抜きには練習の真髄が詰まっている」


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