タバコの値上がりや健康志向で、禁煙の風潮が高まってきた。
飲食店でも全席禁煙や、分煙のお店が増えている。
さて、この数年で禁煙もずいぶん様子が変わってきた。
健康保険で禁煙外来を受診できるようになったのだ。
多くの医師はこう口を揃える。
ニコチンは、麻薬と同等の依存性を持っている。
タバコをやめられないのは立派な病気なのだから、1人で悩まず外来を受けるべきだと。
そして実際、自分1人でやる禁煙の成功率が5%以下なのに対して、外来を受けた人は40%以上が成功している。
1人で悩まない方が良いのは、バドミントンも同じ。
うまくいかないことがあったときは、まずそれが自分だけで解決できることか、そうでないことかを切り分けることが大切だ。
その上で、1人では手に負えないと思ったらすぐに人を頼るべきだ。
だが、責任感や依存を嫌う気持ちからだろうか。
いつまでも問題から抜け出せない人はこれができない。
その結果、人の助けを借りれば解決できることでいつまでも停滞してしまうのだ。
もちろん責任感や依存しない気持ちは大切だ。
しかしバドミントンをやっていると、自分だけでは解決できない問題がたくさん出てくる。
本当に強い人は自分の弱さを素直に認め、意地を張らずに助けを求める。
1人ではできないことがあるのを知り、きちんと自分に向き合った上で、上手に人を頼るのだ。
■ 今日の格言 「ダブルスが強い人は禁煙にも成功する」