グラビア・女性ファッション雑誌のコンテストで立て続けにグランプリを取って芸能界に入った秋田県出身のタレントだ。
その後も、テレビ・CM・映画・ファッションショーと活動の幅を広げている。
そんな彼女が、あるバラエティ番組で裏表の激しい性格だと言われたことがある。
番組でのことなので真偽の程は不明だが、厳しい芸能界で生き残るためには、そういう一面も必要なのかもしれない。
これは何も芸能人に限った話ではない。
人間には誰にでも多かれ少なかれ、裏と表がある。
あなたにも、そのギャップに驚かされた経験が1度や2度はあるはずだ。
面白いことに、性格の裏表というのは、
●怖がりだからこそ横柄な態度を取る。
●がさつな自分を見抜かれたくないために猫をかぶる。
というように、コンプレックスを隠すためにつくられていることが多い。
要するにその態度の裏には、その人の弱みが隠されている、というわけだ。
同じように、バドミントンのプレーにも表の面(強みの部分)と裏の面(弱みの部分)がある。
このこと知っておくことは、ゲームを優位に進めるための重要なポイントにもなる。
弱点が見つからない強敵と戦うことがあったとする。
そんな時は、直接的に弱点を探すよりも、まず強みを見極めてから、その影を突くことをおすすめしたい。
具体的な例を挙げてみよう。
●爆発力がある・・・持久力のなさを隠しているんじゃないか ⇒粘り強く耐えてみよう。
●ペアのコンビネーションが良い・・・個々の力は弱いんじゃないか ⇒孤立させてみよう。
鉄壁だと思われていたことにも、付け入る隙があることがわかるだろう。
相手の強みに押され、戦意喪失してしまえばそこで試合終了だ。
だが、完璧な選手など決して存在しない。
どんな状況でも冷静さを失わなければ、必ず道は開けるのだ。
■ 今日の格言 「技巧プレーヤーは佐々木希を尊敬する」