ジャイアン・・・国民的アニメ「ドラえもん」に出てくるいじめっ子キャラである。
「俺のものは俺のもの お前のものも俺のもの!」
「のび太のクセに生意気な!」
など、その傍若無人ぶりは、むしろ見ていてすがすがしくさえ思える。
一方、スネオはとても要領が良い。
背が低いコンプレックスはあるものの、勉強もスポーツもトップクラス。
そして、ジャイアンにうまく取り入ることで、のび太より上の立場を確保している。
おそらく相当なIQとEQを持っているのだろう。
この2人がもし、バドミントンをしたらどちらが強いだろう。
相手の隙を突けるスネオだろうか。
いや、ジャイアンだ。
ジャイアンには「強者のオーラ」が備わっている。
道を歩けば誰もが恐れおののく。
このオーラがあるかないかは、勝敗に大きな影響力を持つ。
彼はなぜそんなに強いのか。
体が大きく力が強いからか。
もちろん、それもあるだろう。
だが、体が大きく力が強くても気が弱く、いじめられる子供はいくらでもいる。
ジャイアンが強い理由・・・それは彼が「いじめっ子」だからだ。
彼は弱いものを叩くことで「勝ち方」を忘れないようにしている。
常に勝つことで、自信と「強い自分のセルフイメージ」を作り上げているのだ。
これはバドミントンにも応用できる。
本番の試合を前に、明らかに自分より強い相手を練習試合の相手にしていないだろうか。
もちろん、強い相手から学ぶ姿勢は悪いことではない。
だが、これは本番間近にやってしまうと、意識の中に負けのイメージを刷り込んでしまう恐れがある。
練習は、きつければ良いというものではない。
その時々に応じて目的が変わってくる。
このことを忘れないようにしたいものだ。
■ 今日の格言 「ジャイアンはバドミントンも強い」