ローカル大会など規模の小さいバドミントン大会では省略されることが多く知らないという人も多いようですが、公式な大会では試合前にシャトルが正確に飛ぶか、試打が行われます。
シャトルの試打では、試打者はバックバウンダリーライン上に打点がくるようにし、全力のアンダーハンドストロークでシャトルを打ちます。
その際、シャトルは上向きの角度で飛ばさなければならず、飛ばす方向もサイドラインと平行になるようにしなければならないと規定されています。
その上でバックバウンダリーラインの手前530mmから990mmまでの範囲内に落ちればOKというのが、正しい飛行の基準となります。
また、シャトルが正確に打たれたかどうかは、審判員が判断することとなっています。
この時、シャトルの飛びを見る基準になるのが、オプショナルテスティングマーク。
一般の体育館に最初から引かれているバドミントンコートのラインにはこのマークがないことが多いため、自分でラインを引かない場合は注意が必要です。