バドミントンでいうテンションとは、ラケットにガットを張る際の張力の強さのことです。
ポンドという単位で表記され、数字が大きくなるほど強い力で張られていることを示します。
それでは、強いテンションで張った場合と、弱いテンションで張った場合の特徴を見ていきましょう。
まず、強いテンションでガットを張ると、反発力が増し、コントロールがつけやすくなります。
インパクトの時の打音が良くなるのも特徴です。
ただし、肩や手首にかかる負担が大きくなり、スイートスポットで打たないとガットが切れやすいという一面もあるため、上級者向けの張り方です。
一方、テンションを下げると少しくらい力が弱くてもシャトルは飛ぶようになります。
ガットも切れにくくなりますので、初心者向けの張り方と言えるでしょう。
ちなみに、ラケットにはそれぞれ最高推奨テンションが設定されています。
これを超えたテンションでガットを張ると、破損の原因になります。
その場合、保証期間内であっても修理は有償になりますから注意しましょう。