バドミントンのマッチ(試合)は、特に定めがない限り、2ゲーム先取の3ゲームマッチで行われます。
各ゲームはラリーポイント制で行われ、相手サイドがフォルトをしたり、シャトルが相手のコート内に落ちてインプレーでなくなった場合は、サーブ権に関係なく点が入ります。
ゲームが進み、2点以上の差をつけて21点目を取ったサイドが勝者となります。
ちなみに、ラリーポイント制が導入される前は11点もしくは15点先取の3セットマッチでした。
ただ、サーブ権がなければ点が入らないため、ゲームが終わるまで、今よりずっと長くかかっていました。
なお、規約では、ゲームに勝ったサイドが次のゲームのサービスをすることが規定されています。
ラリーポイント制が採用される前は、先にサーブを打つ方が有利でしたから、第1セットを落としてしまうと不利になりやすかったのですが、サーブ権に関係なく点が入るラリーポイント制が導入されてからは、それも変わってきました。
つまり、第1セットを落としてしまっても、第2セットはレシーブからは入れるためリターンエースで先行しやすくなった、というわけです。