決められたエリアの中にシャトルを入れることで点が入るバドミントン。
守る側として、インかアウトの判断は勝敗の大きなポイントになる。
さて、ライン際の選球眼を磨くためにはどんなポイントがあるだろうか・・・
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決められたエリアの中にシャトルを入れることで点が入るバドミントン。
守る側として、インかアウトの判断は勝敗の大きなポイントになる。
さて、ライン際の選球眼を磨くためにはどんなポイントがあるだろうか・・・
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ライン際に上がった微妙な打球。
それをアウトと見た順平だったが、シャトルはライン上にポンと落ちた。
「エ~ッ、なんでですの~!!」
心の中で叫んだつもりの順平だったが、思わず口に出てしまった。
緊張感あふれるゲームが和やかなムードに包まれる。
そのときはつられて笑ってしまったが、その後、改めて考えなおす順平。
これは練習だったから笑い話で済んだけど、これが競った試合だったら、どうなってたんだろう。
相手だってラインギリギリに打ってくるだろうし。
でも、球の見極めなんてどのバドミントン教本にも書いてないしなぁ。
とにかく球をしっかり見るしかないな。
そう結論づけて練習に戻った。
練習の合間にコートを見ると、レシーブプリンセス優子がゲームをしていた。
あの人だったら、どう見極めるかな。
固唾を飲んでコートを見つめる順平。
そんな順平の願いが通じたのか、さっそくライン際に微妙な打球が返った。
よしいけ、優子さん!
だが、それを取りにいったのは優子のパートナー。
アウトと見て見逃し・・・シャトルはライン上に落ちた。
「おいおい、順平と同じじゃねぇか。」
からかわれ、頬をふくらませる優子のパートナー。
順平が待ち望んだ球が飛んだのは、ゲームも終盤。
そのワンプレーで、自分は(優子のパートナーも)なにが悪かったのか、すベてわかった。
順平だったらまだ移動している頃には、優子はすでにシャトルの落下地点にいた。
そしてコートにシャトルが落ちるまで、目を離さなかった。
その姿を見て、自分がいかに甘かったかを痛感する順平だった。
ポイント
大きく上がり、インかアウトか微妙な打球。
しっかり対応して無駄な失点を防ぎたいものです。
ポイントはストーリーでもご紹介している通り、素早く落下点に入り、止まった状態でシャトルを見ること。
そしてもう1点が、シャトルが体の前にある状態で見ることです。
後ろに下がりながらや、真横にある状態でシャトルを見ても、距離感が狂い正しい判断はできません。
またインと判断して打つときも、体勢が悪いためにミスショットになりやすくなります。
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