アップの時、そしてクールダウンの時。
必ず行われるストレッチ。
身体の柔軟性を高めケガを予防する、バドミントンと切っても切れない大切なエクササイズ。
が、しかし。
ストレッチはやり方を間違えると逆効果だってご存知ですか?
今回は、よくあるストレッチの間違いを取り上げます。
まずはこちら。
「頑張って」ストレッチをしてしまうケース。
少しでも柔らかくしようと、痛いのに無理をしたり、長時間やる方がよくいます。
しかし筋肉は、長時間伸ばしすぎたり、無理に伸ばすと、傷んたり弱ったりしてしまいます。
ストレッチは頑張ってやるものではありません。
痛気持ち良い程度まで、1回の動作は30秒から1分で十分です。
次もよくある、息を止めたり勢いをつけてやってしまうケース。
どちらも力が入ってしまい、ストレッチの効果が薄れてしまいます。
ストレッチは息を吐きながら、ゆっくりと、リラックスして、が基本です。
特に運動前は、緊張してつい勢いをつけてしまいがち。
注意しましょう。
最後は、腕や背中など、普段使っている(と思っている場所)だけを入念にやるケース。
人間の筋肉は複雑です。
例えば肩の筋肉は、首、背中、などの筋肉とつながり、お互いに協力してその役割を果たしています。
そのため、1ヶ所だけのストレッチは、全体のバランスを崩してしまい、逆に張りや痛みの原因になりかねません。
全身を意識しましょう。
身体の柔軟性は、機敏な動きや、スピードのあるショットにも影響します。
正しいストレッチで高めていくようにしましょうね。