バドミントンは持てる技術をぶつけて相手より点を取るスポーツです。
相手との戦いに勝つために、プレーヤーは技を磨き、筋トレに励みます。
もちろんそれは間違ってはいません。
しかし、バドミントンにはもう1つの戦いがあります。
それが、プレッシャーとの戦い。
プレッシャーをいかにプラスにとらえるかは、勝敗に大きく影響します。
たとえば競ったゲームで相手との点差がなかなか縮まらないとき。
焦りやプレッシャーで手足が縮こまってきます。
しかし、考えてみてください。
本当にプレッシャーを感じるのは、追う側より追われる側。
あなたが冷静であれば、逆転のチャンスがあることがわかるはずです。
もう1つよくあるシチュエーションを考えてみましょう。
初めての相手と戦うときに、不安を感じることってありますよね。
見るからに強そうで、力強く素振りなんかしてたら、萎縮してしまいます。
でも、考えてみてください。
相手のことがわからず不安なのは相手も同じです。
もしかしたら、あなた以上にこちらを恐れているのかもしれません。
プレッシャーを感じたら、それをチャンスだと考えてみましょう。
相手も同じ心理状態なのですから、自分が先に乗り越えればゲームの主導権を握れます。
それでも不安が消えないときは、「自分が苦しい時、相手はもっと苦しい。」と口に出して言ってみましょう。
ただ、心のなかで唱えるより、自分の声で耳から聞いたほうが頭に入ります。
気持ちが楽になり、次にやるべきことが見えてきますよ。