バドミントンにおいて、モチベーション(やる気)はとても大切な要素です。
試合ではピンチを跳ね返す切り札になりますし、日々の厳しい練習に耐えぬき上達していくためにも欠かせません。
モチベーションを高めるための方法としてよく取り上げられるのが「しっかりとした目標を持つこと」です。
確かに、揺るぎない目標を明確にイメージできている人は、少々の逆境でもくじけません。
ただ、きちんとした目標を立てるのはなかなか難しいことですし、それを持ち続けるのはもっと難しいことです。
そこで今回はもう少し手軽にモチベーションを上げる方法をご紹介しましょう。
その方法とは・・・「心のスイッチ」。
要するに、「これをするとモチベーションが上がる、やる気が出る」というものをつくることです。
たとえば、皆さんもご存知 ゴルフの石川遼選手。
大勝負の日には、自分のラッキーカラーである「赤」をウェアに取り入れることで、モチベーションを高めています。
この他にも、トップアスリートと呼ばれる人たちの多くが、自分なりの「心のスイッチ」を持っています。
こう書くと難しく考えてしまいますが、「テンションが上がる曲を見つける」「やる気の出る掛け声を見つける」「試合前はこれを食べる、飲むと良い」といった身近で小さなことで十分です。
余談ですが、あるバドミントン選手は試合の前日、すべてのガットとグリップを新品に張り替えることで、気持ちを試合モードに持っていくのだそうです。
静かな部屋でひとつのことに没頭すると、やる気が出てきて、集中力も高まるのだとか。
試合当日のトラブルを防止し、ベストコンディションを出すことにも役立つ、良い方法ですね。
自分なりの方法を考えるというのは楽しいものです。
皆さんもぜひ取り組んでみてください。