強制的にモチベーションを上げる方法

練習

やらなければいけないことがあるのに、今ひとつモチベーションが上がらないときってありますよね。

でも、だからと言って何も手を打たないわけにもいきません。

そこで今回は、強制的にモチベーションを上げる方法をご紹介します。

ここ一番というときにご活用ください。

それではストーリーをどうぞ♪

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今日は社会人バドミントンチーム なにわスマッシュの練習日。

連休を挟んだので、メンバーが顔を合わせるのは久しぶりだ。

全員リフレッシュして元気に練習を開始・・・と思いきや、休みボケでどのメンバーもだらけてしまっている。


そんなメンバーたちにユウヤが喝を入れる。


「おい。休みボケもたいがいにしろよ!」

「まあまあユウヤ。少しずつ体を慣らしていかないとケガするって。」

「次からはちゃんとするから。」


ユウヤの表情が変わる。

何だこいつら、いい加減にしやがれ。


それを見ていたソネさん。

周囲が静まるのを待って、そっと声をかけた。


「まあ確かに、急にハードな練習をしたらケガをしちゃうよね。」

「そうですよ、ソネさん。少しずつ慣らしていきましょうよ。」

「ただ、ブレッツは連休中ずっと練習していたよ。せっかく前回は勝ったのに、このままだと今回は負けちゃうね。」


ブレッツ。

その名前を聞いた瞬間、メンバーの目の色が変わった。

隣町のバドミントンチームで、なにわスマッシュの永遠のライバルである。

特にキャプテンの大川は、街で会う度にちょっかいを出してくるイヤな奴だ。


なにわスマッシュはブレッツを相手に10連敗していた時期もある。

前回の大会でようやく雪辱を果たせたのに、また負けるのだけは絶対に避けなければ。

そして何より、今回負けたら大川に何を言われるか・・・


やる気に火がついたメンバーたちの練習は、日が落ちてもつづくのであった。

ポイント

突然ですが質問です。

あなたが宝くじを買いたいと思うのは、次のうちどちらの広告ですか?


A:「あなたも当選するかもしれない」

B:「あなたはすでに当選者なのかもしれない」


これはアメリカの宝くじ販売会社が実際に出した広告のお話です。

Bの内容で広告を出すと、売上は倍以上にアップしたそうです。


「すでに当選者かも」と言われれば、誰だって当選している自分を想像しますよね。

宝くじを買わなければ、そのチャンスを逃すことになってしまいます。


人間はないものを得るより、あるものを失うことに対して大きな不快感を持ちます。


これはとても強力な方法です。

ぜひ目標達成のためのモチベーションアップに使ってみましょう。


方法は簡単です。

くじけそうになったら、続けたために目標が達成できて喜んでいる自分ではなく、やめたために目標を達成できなかった自分を想像するのです。


それだけで、嘘のようにやる気が出ますよ。


<<本日の教訓>>
  ~悪い想像も使いよう~


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