できることなら、チームの仲間を疑うようなことはしたくありませんよね。
でも、相手が自分に心配をかけたくなくて嘘をついていたら・・・
そんなときは今回のストーリーがお役に立ちます。
それではさっそくご覧ください。
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できることなら、チームの仲間を疑うようなことはしたくありませんよね。
でも、相手が自分に心配をかけたくなくて嘘をついていたら・・・
そんなときは今回のストーリーがお役に立ちます。
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ある女性メンバーが、おもしろい話を始めた。
「ねえねえ知ってる?目を見るとその人が嘘をついているかわかるんだって。」
「何?おもしろそう。」
「ええとね。人間は嘘をつくとき左を見るんだって。」
「ええ~っ?ホント~??」
「ちゃんと根拠があるらしいよ。」
「そっか~。今夜あたりカレに使ってみようかな。」
黙ってそれを聞いていたサツキ。
バカバカしいと思いつつ、ちょっと興味がわいてきた。
(ま、おもしろそうだし、1回くらい試してみるか。)
次の練習日。
練習の合間にユウヤに声をかけた。
「ねえユウヤ。私とミックス組んでて楽しい?」
「あ?何だ?いきなり。」
「聞いてみただけよ。」
「うーん、たまにトラブルもあるけど合ってるとは思うぜ。」
すかさず視線をチェックするサツキ。
ユウヤの視線は...左を向いている。
ガーン
(って、ただの心理ゲームよ。)
自分に言い聞かせつつ、いよいよ確信に迫るサツキ。
「じゃあさ、ユウヤって好きな女の子いるの?」
「お前どうしたんだ?今日なんかおかしいぞ。」
「ただの興味本位よ。」
「今のところは、仕事とバドミントンが恋人だな。」
気になる視線は・・・右を向いている。
(ああ良かった・・・ってだから何で安心してるのよ!)
練習が終わった女子更衣室にて。
「ねえねえ、昨日の話だけどさぁ。」
「ああ、目線を見るとウソがわかるって話?」
「あれって左利きだと逆になるんだって。」
(ユウヤは左利きだから・・・)
バドミントン仲間としては認められていることに、ホッとするサツキ。
だが、ふたつめの質問に対するユウヤの視線に、胸騒ぎを覚えるのだった。
ポイント
人間は脳の構造上、実際に体験したことを思い返すときには右側を。
体験していないことを想像して話すときは、左側を見るという性質があるそうです。
嘘は本人が体験していないことですから、嘘をつく人は左側を見るということになりますね。
また、左利きの人の場合、まったく逆に現れることがあるそうです。
この性質は、統計から導きだされたものですから、100%ではありません。
過信は禁物です。
また、意味もなく人を疑うようになってしまっては何の意味もありません。
しかし、相手の目を見て話を聞くことには、もうひとつ、とても大きな利点があります。
それは、話している人が、聞き手に対して自分に興味を持ってくれているんだなぁという好印象を持つことです。
そして、目と目で話ができる信頼と相手への好意は、自然に嘘を減らしていくことにつながるのです。
【 本日の教訓 】
~目は口ほどにものを言う~
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