バドミントンの持つ偉大な記録って?

記録

私たちが、普段何気なく楽しんでいるバドミントン。

皆さんはこのバドミントンに偉大な記録があることをご存知ですか?

それは「球速が世界一速いスポーツ」だということ。

でも実は、2005年まで1位ではなかったんです。

その頃まで「ギネスブック」で球速最速の座を守り続けていたのは、スペインや中南米で行われている「ハイアライ」というスポーツ。

バスク、ペロタ、ペロタハンドボールなどの別名もあるこのスポーツ。

ハンドボールとラクロスを組み合わせた種目といえば想像がつくでしょうか。

このハイアライのサーブの瞬間球速302km/hが、長らく世界最速として登録されていたのです。

しかし、2005年5月3日、北京で行われたスディルマン杯で男子ダブルスの中国選手 傅海峰がそれより30km/h以上速い332km/hのスマッシュを打ち、バドミントンを「球速が世界一速いスポーツ」にしたのです。

そして時は流れ2010年3月11日、日本のバドミントンメーカー大手「ヨネックス」より衝撃の発表が飛び出します。

国際大会でも活躍するマレーシアの選手 タン・ブンホン選手が同社製ラケット「アークセイバーZ-スラッシュ」を使用したところ、2009年9月26日に行われたテストで421km/hという大記録をマークしたというのです。

この記録は3月8日にはギネス記録に認定され、名実ともにバドミントンが世界最高速度の球速を出すスポーツであることを世界に知らしめました。

東北新幹線はやぶさが時速300km/h、F1の平均最高速度が310km/h前後ということから考えても、時速400km/hというのがどれだけ速いか想像できるでしょう。

ちなみに現在球速記録2位のハイアライ、日本ではまったく普及しておらず知っている人の方が少ないと思いますが、中南米諸国、アメリカ、フィリピンなどではかなり人気の種目のようで、1900年のパリオリンピックでは正式種目に選ばれています。

もしかしたら今後ブレイクするかもしれません。

今から練習すれば、日本代表になることも夢ではないかもしれません。

ただ、かなり激しいスポーツのようで、プロの試合では死者が出ることもあるそうなので、注意が必要です。


スポンサード リンク

関連記事