知らないと損をするトスのルール

トス

バドミントンの場合、それぞれのサービス権とコートは、トスによって決まります。

日本の場合は、じゃんけんが使われることが一般的ですね。

海外だと、サッカーと同じようにコイントスが使われるようです。

さて、突然ですが問題です。

あなたがトスに勝ったとします。

相手のサーブからゲームを始めたい場合、あなたはサーブとコート、どちらを選べばいいでしょうか?

きっと、コートを選んだ方が多いのではないでしょうか。

こちらがコートをとれば、相手はサーブを打つしかないと思いますもんね。

でもちょっと待ってください。

日本バドミントン協会による公式ルールでは、トスは以下のように定められています。

■トスに勝った方が以下の(1)と(2)からどちらかを選び、負けた方が残りを選ぶ。

(1) 最初にサーブをするか、レシーブをするか。
(2) 試合開始のとき、そのコートのどちらのエンドを選ぶか。

(2)のコートを選んだ場合に決まるのは、「どちらのコートから始めるか」です。

つまり、コートを選んでしまうと「どちらのサーブで始めるか」を相手が選べることになってしまうのです。

ラリーポイント制の導入以来、バドミントンは相手のサーブから始めた方が有利と言われています。

これを間違えると、せっかくトスで勝っても、自分のサーブから試合をスタートしてしまうことになりかねません。

少しでも試合を優位に進めるために、しっかり覚えておくようにしましょうね。


スポンサード リンク

関連記事