なかなか間違いを認めてくれない負けず嫌いな人っていますよね。
最初は些細な出来事で、一言謝ってもらえば済むことだったのに、いつの間にかエスカレートして大問題に、なんてこともよくあります。
そんなトラブルを起こさないために、今回ご紹介するテクニックが役立つはずです。
それではどうぞご覧ください。
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なかなか間違いを認めてくれない負けず嫌いな人っていますよね。
最初は些細な出来事で、一言謝ってもらえば済むことだったのに、いつの間にかエスカレートして大問題に、なんてこともよくあります。
そんなトラブルを起こさないために、今回ご紹介するテクニックが役立つはずです。
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「もうラケットに触るな!!」
「終わるまで体育館の周りでも走っとけ!!!」
体育館に今日もしゃがれた怒声がこだまする。
バドミントン大会シーズンが近づいてくると、ソネさんの指導はいつもよりさらに厳しくなる。
和やかだったチームの雰囲気が、ソネさんが体育館に入ってきた瞬間に凍りつく。
ソネさんの厳しい指導に、最初は何も言わなかった女性陣から笑顔が消え、口数が少なくなり、そして...
「ソネさん、どうしてそんなに頭ごなしに怒るんですか!?」
「私たちだって一生懸命やっているんです!!」
「そんなに怒鳴らなくても分かります。第一たまに間違ったことを教えてくるし、信用できないんですよ!」
ついに女性陣の不満が爆発してしまった。
言い過ぎた、と分かってはいてもなかなか謝れないソネさん。
そこに口を挟んだのは、それまでの様子をじっと見ていたキョウちゃん。
キョウちゃんはソネさんと女性陣の間に立ってニッコリと笑った。
「まあまあ皆さん。ソネさんも言い過ぎたって思っているみたいだし、もういいじゃないですか。私たちももっと頑張りますから。ね、ソネさん♪」
その瞬間、奇跡が起きた。
なんと、いつもは絶対に謝らないソネさんがアッサリと謝ってしまったのだ。
おいおい、あのソネさんが謝っちゃったよ。
メンバーたちに動揺が走る。
もともとファンの多かったキョウちゃんの人気は更に上昇。
複雑な女性陣。
そして、誰かがため息混じりにこぼした一言は、広い体育館に吸い込まれていった。
「ハー、若いって、いいわね。」
ポイント
バドミントンの勝ちにはこだわって欲しいですが、それ以外の負けず嫌いはちょっと困りますね。
一言謝ればそれで済む話なのに、どうしてあの人は謝らないのか。
そんな場面、あなたのチームにもありませんか?
このトラブルを解消するために、おさえておきたいポイントが一つあります。
それは...負けず嫌いの人には「間違いを認めて謝罪すること=負け」として捕らえる傾向があることです。
こういう人たちにとって、謝るということは絶対服従を認めること。
決して悪気があるわけではないことを理解してあげて下さい。
では、相手が自分との戦いを望んでいない、と分かればどうでしょう。
自分が過ちを認めて謝っても負けじゃない。
だったら、別に謝ってもいい、と思いませんか?
「間違い=謝罪=負け」の壁が取り払われれば、人は驚くほど素直になります。
負けず嫌いな人と衝突したら、まずは自分が敵ではないことを理解させる。
これでほとんどの衝突は収まります。
【 本日の教訓 】
~押してもダメなら引いてみる~
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