誰だって悩んだり落ち込んだりしてしまうことはあります。
でもそんな時こそ前向きに元気にならなければいけません。
とはいっても、分かってはいても元気が出ないことってありますよね。
そんな時は、こんな方法を試してみてください。
それではストーリーをどうぞ。
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誰だって悩んだり落ち込んだりしてしまうことはあります。
でもそんな時こそ前向きに元気にならなければいけません。
とはいっても、分かってはいても元気が出ないことってありますよね。
そんな時は、こんな方法を試してみてください。
それではストーリーをどうぞ。
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いつもの体育館に1人、2人となにわスマッシュのメンバーたちが集まってくる。
ところが、いつも必ず一番に来るユウヤの姿が見えない。
寝ても覚めてもバドミントン、三度のメシよりバドミントン、いつも仕事をサボっているんじゃないかと思うほど早く来るユウヤが連絡もなしに遅れてくるなんて...
メンバーたちが心配し始めた頃、疲れきった顔でようやくユウヤがやってきた。
それを見たメンバー達は一目で納得した。
(あ、また仕事でミスしたんだ。)
ワイルドなスポーツマンの印象だが、仕事に関しては超がつくほどマジメなユウヤ。
要領もいいし、怒られるような大きなミスをしているわけでもないのに、その強すぎる責任感のせいか、本当にちょっとしたミスでも自分を責めて落ち込んでしまう。
その責任感がユウヤのいいところでもあるのだが、彼の場合はちょっと自分に厳しすぎだ。
練習が終わってもユウヤの元気は戻らなかった。
みんな帰ったというのにまだ一人でコートにたたずんでいる。
今回は相当こたえているようだ。
バシッ
背中にいきなりバスケットボールが飛んできた。
ボールが飛んできた方を見ると、サツキが不機嫌そうな顔をして立っていた。
「ちょっとあんた。辛気臭いからそんな顔するのやめてくれない?」
「なあ、サツキ。頼むから今日だけは放っておいてくれないか?」
「そんなんだからいつまでたっても怒られるのよ。」
「だからサツキ。今日はそんな元気は出ないんだ。」
「小さなことでへこむわ、人の話は聞かないわ、何をやっても適当だわ、貧乏だわ、ガンダムオタクだわ、そりゃあ彼女も出来ないわよね。」
「ガンダム」という単語が出た瞬間、一気にユウヤの顔が赤くなった。
目には怒りの炎が燃えている。
「おいこら。ガンダムは関係ないだろ!アムロに謝れ!シャア様に謝れ!!だいたいお前だって彼氏いないだろが!!」
それからしばらくユウヤの逆襲は続いたが、サツキはただ黙って聞いていた。
そして、怒りの炎が下火になった頃にゆっくりと口を開いた。
「元気出ないんじゃなかったの?」
「え?」
「ちゃんと元気出せたじゃない」
「あ、ああ。」
「元気なんてものは、元気が出るようなことをすれば出るものよ。」
さっきまで悪態を付いていたのが嘘のようにサツキはニッコリと微笑んだ。
そのまなざしがまぶしくて、正面からサツキを見れないユウヤだった。
ポイント
突然ですが結論です。
落ち込みやすい人にこの言葉を送ります。
「元気が出ないのではなく、元気を出そうとしていないだけです!」
人間の心と体は想像以上に強く強く結びついています。
こんな話をご存知でしょうか。
ある人に真っ赤に焼けた鉄の棒を見せます。
その人に目隠しをしてただの棒切れを腕に押し付けると...
なんと、ただの棒切れにも関わらず腕にはヤケドのような水ぶくれが出来上がったそうです。
落ち込んだり、怒ったり、悲しかったときは。
怒ったり、大笑いしたり、大声で叫んだり、元気なときにしていることをしてみて下さい。
自分が元気なのは何をしているときなのかを覚えておくのもいいですね。
あなたの周りにそんな人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。
【 本日の教訓 】
~あなたを支配できるのはあなただけである~
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